ドローン赤外線点検、スケジュール面で気をつけたいこと
2025.9.12
ドローンを活用した赤外線点検は、足場を組まずに短時間で行えるのが大きなメリットです。一方で、発注者様からよくいただくご相談のひとつが「予定どおりに進むのか」というスケジュール面の不安です。
天候リスクは避けられません
ドローンは屋外を飛行させるため、雨・強風・雪といった悪天候では飛ばすことができません。さらに赤外線点検は、表面温度の差を捉えて調査を行うため、日照条件や外気温の影響を受けやすいという特徴があります。そのため、天候によっては安全面や精度を考慮し、やむを得ず日程を延期する場合がございます。
実際の作業は短時間
条件さえ整えば、作業自体は非常にスピーディーです。例えば一般住宅の屋根であれば30分〜1時間程度で撮影が完了することも多く、発注者様の立ち会い時間も最小限で済みます。工場や施設の場合も、従来の足場を組んだ点検に比べてはるかに短時間で調査が可能です。
発注前に確認しておくと安心なポイント
スケジュールに関しては、以下の点を事前に確認していただくと安心です。
- 予備日を設定できるか
天候不良による延期に備えたスケジュール調整。 - 調査にかかる実際の時間
準備から片付けまでを含めた拘束時間。 - 納品までの日数
撮影は短時間でも、報告書作成には2週間〜3週間ほどお時間をいただきます。
当社の対応
当社では、発注者様のご負担を最小限にするため、以下の取り組みを行っています。
- 天候不良時の予備日設定のご提案
- 事前に想定作業時間と調査範囲をご説明
- 撮影後は迅速に解析を行い、分かりやすい報告書をご提供
まとめ
ドローン赤外線点検は短時間で効率よく行える一方、天候リスクだけは避けられません。そのため、予備日を含めたスケジュール調整や納品までの目安確認が発注者様にとって大切なポイントです。
当社では「スケジュールの見える化」と「丁寧な事前説明」を徹底しております。安心してご依頼いただけるよう、最適な点検プランをご提案いたします。